舞台の感想とか、そんな感じ

忘れたくないから始めたのに、気付いたら書くことすら忘れている

Les Misérables @帝国劇場

6/3(木) マチネ

 

この日は人生最良の誕生日でした。初めて帝国劇場という神聖な場所に足を運べる。そしてキャストは一番大好きな伊礼ジャベール。相葉アンジョルラス。

この日を最良と呼ばないでいつ呼ぶのか、そんな最高の時間をありがとう。

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日比谷界隈は昨年の2月に日生劇場へ行ったきり。場所だけはちゃんと予習して朝から新幹線に乗りました。午前中は日比谷シャンテと日比谷ミッドタウンで、レミゼコラボキャンペーンを回り、お昼ごはんに『革命前夜 民衆の士気を高めるうな重セット』で無事に士気を高めて参りました。その前にもちょくちょく食べていたので少し多かったのですが……f:id:Seto_les:20210604142811j:image

そして初めて帝国劇場へ。この日は彼方社長のチケットで入場させていただきました。

当日のキャストはこちら

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前から4列目。こんなに近い位置でレミゼを見るのは初めてです。

そわそわしながら始まりを待って、そして緞帳が上がる。

「やつをここに呼べ 24653」

この一言で張りつめていた私の涙腺は決壊です。本当にこの日を待っていた。本当に幕が上がるのか、不安で仕方なかった私の心はこの伊礼ジャベールの言葉で歓喜へと変わり、夢にまで見ていた天国、まさに「主の国」へ旅立つことができたのです。

周りの人はギョっとしたことでしょう。泣く場面ではなくね?って感じです。

正直なところもう記憶がうっすらしすぎているのですが、伊礼ジャベ、フンフン言っててかわいいofかわいい。裁判の時の正体をばらしたバルジャンに心が追いつくまでがとてもツボです。え、まさか、そんなこと、そんなことあってたまるか、このバルジャン(フンスフンス)までの流れ、ほんとたまらん。そして少し対決のときの鎖の鳴らし方が小鹿なんだよなぁ……記憶では(19年博多座)上原理央ジャベが戦闘力高いし、強すぎて背筋が伸びるくらい怖かったから小鹿に感じてしまった。

恵みの雨後に意気消沈して、ガブから受け取ったベレー帽を持ったまま動けない内藤マリウスに、丹宗グランが気持ちの整理がつくまで隣で連れ添ってあげているのがとても好きです。ガブローシュにも心配するなって抱きしめて、それに答えるように抱きしめ返しているのもとても堪らなかったです。そして毎度のごとく思うのですが、BHHでのグランの父性がカンストしすぎていてほんと大好き。きみ、ただの飲んだくれじゃぁないのか!って言いたくなる。

そして相葉アンジョが記憶の中では「自由を→」だったのが「自由を↑」になっていることに驚きました。個人的に上に上がるほうが全体の士気が高まるし、いくぞ!って気分になるのでこれは本当に顔が放送事故レベルでニチャっていました。ずるいんだよなぁ、かっこよすぎる。

 

とにかく人生最良の誕生日、こんなに楽しい時間を過ごすことができてとても最高でした。