舞台の感想とか、そんな感じ

忘れたくないから始めたのに、気付いたら書くことすら忘れている

ローマの休日@御園座

12/25(金)マチネ

 

コロナが世の中に蔓延るようになって初めての劇場での観劇でした。

当時の予定表を振り返ってみると、12月中旬にRENTが愛知に来る予定でしたが、中止と記載されていて遠い昔のように感じます。

2020年はミュージカル作品が大渋滞という中で、ほとんどの作品に足を運ぶこと、開催することが難しい中で、御園座にきたローマの休日は最後まで完走できるのか本当に心配でたまらなかったのを覚えています。

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この真っ赤な劇場に映えるローマの休日のパネルの美しいこと。この日はクリスマスだったこともあって飛び切りオシャレをして伏見へ

久しぶりの観劇、クリスマス、雪。

とにかくテンションがあがる要因しかない一日の始まり。やっぱり中に入ると身が引き締まる思いでいっぱいです。

この日のキャストはこちら

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名古屋が生んだグレゴリー・ペックこと加藤和樹さん

私の中ではいつも幸せになれないというか、不遇な人生を歩む役が多い気がしたので、こんなにキラキラした素敵な世界で生きられてよかったね……!!という思いしかないです。

個人的にお声がすんごい好きなので終始楽しい時間。

アーヴィングにはオリエンタルラジオの藤森慎吾さん。

この人ミュージカル出るの?マジ?って感じで少し不安だったのですが、彼の軽い感じがとってもぴったりで、すごくバランスの取れた3人だったのでは?って感じです。

 

この不朽の名作、実は映画見たことがなかったんです。仕事のほうが忙しくて前日くらいに慌てて映画を見させていただきました。

 

 

オードリーヘップバーンが本当にかわいくて、前から可愛いとは思っていたけど

とにかく好き!!!!!という思いがあふれて止まらない。

 

そんな思いの中実際に観劇したのですが、アンサンブルの方がイタリア語喋ってるじゃあないかッ!

何を隠そう、「ジョジョの奇妙な冒険 第5部黄金の風」が死ぬほど好きな漫画である私は、聞きなじみのあるイタリア語が聞こえてきてそれだけで大興奮!一人で席でもだえる始末。

そしてアン王女とジョーがバイクで出かけるシーンは本当に幸せそうで、楽しそうでマスクの中の口がにやけてたまらない……そして真実の口の有名なシーン。

もう好き、かわいいが渋滞している。ギターで追っ手をぶん殴るのも全部好き、かわいらしい。

最後2人は惹かれあいながらも違う道を行くのですが、虹でジョーの言えない思いがとても伝わってきます。それでもアン王女の幸せを願いながら歌い上げる加藤和樹さん。こちらも心臓がとても痛かったです。心に訴えかけてくる歌い方……

アン王女謁見のラストでは、3人にしかわからない思い出を感じさせてくれてありがとう。そんな思いでいっぱいでした。